『寄席:桂米紫・月亭天使 二人会』、7月20日(土)午後6時~松山城址館。
人間国宝、桂米朝一門の二人が、多目的ホールの能舞台で本格的な上方落語を聞かせます。
開場 17:30、 開演 18:00~ 木戸銭:1,500円。
【出演者・プロフィール】
「桂米紫(かつら べいし)」
1974年3月20日、京都市出身。
高校卒業後、映画監督を目指し京都市内の映画専門学校に通うかたわら落語会に通う中、「この人について行きたい」と強いインスピレーションを受けて、1994年3月桂都丸(現四代目塩鯛)に一番弟子として入門。「桂とんぼ」と命名される。
1997年3月、名前の表記を「桂都んぼ」と改める。
2010年8月、四代目桂米紫を襲名。俳優としても舞台・映画・ドラマ等に多数出演。本業の落語では、NHK新人演芸大賞、なにわ芸術祭奨励賞、文化庁芸術祭新人賞、繁昌亭大賞奨励賞等を受賞。軽快な爆笑ネタからしっとりとした人情噺まで、持ちネタも豊富。
ざこば一門ならではの迫力ある熱血性と、映画や演劇の手法を豊かに取り入れた生々しくも愛らしい人物描写で、不器用だけれども一生懸命な登場人物たちを鮮やかに活写する。
その持ちネタのいずれもが“不器用者への応援歌”として、暖かい後味を残す。
四代目米紫という名跡を襲名し、今後の円熟味も期待させる注目株。
「月亭天使(つきていてんし)」
大阪府豊中市出身。龍谷大学文学部哲学科哲学専攻卒業。その後、出版社勤務、繁昌亭アルバイト勤務を経て、2010年月亭八天(現・七代目月亭文都)に入門。人間国宝・桂米朝、初の玄孫弟子として話題に。初高座は、福島八聖亭にて『東の旅・発端』。
古典落語だけでなく、新作落語や古典落語の改作等を高座で披露。
また、門真市市民ミュージカル『蓮の夜の夢』『夢、ひとつぶ』では脚本と出演、平成28年度豊中市公共ホール演劇ネットワーク事業『演出家だらけの青木さんちの奥さん』への出演等、幅広く活躍。
天満天神繁昌亭の他、豊中市民文化芸術センターにて、毎年、『豊中の天使』を開催。また楽しくわかる防災を落語を通じて、話す防災落語等を各地で開催するほか、落語教室では、落語を通じての、表現の仕方、喋り方を指導している。